character
「故に。私はこう言うであろう。――よくやった、と」
サミュエル(Samuel)
このガラル地方のどこかにあるであろう魔術協会に所属する魔術師。
イェイツたちが所属する教室「総合魔術科」の講師役でもある。
総合魔術科の講師役とだけあり、基本的な魔術について全て把握し扱えるという魔術協会でも指折りの凄腕。
傑物ダイアンも彼を認めているぐらいにはすごい。
一番得意なのは人体の一部を加工し別回路を作る魔術で、「魔眼」に関しては彼に任せれば正解と言われるほど。
彼の教室は革新的な魔術の開発をしたいという異端が多く揃い、ごったまぜと皮肉られるが同時に彼の才覚を頼りに生徒が絶えない証でもある。
そんな凄腕だが、性格は実に講師向きなのかと言われればイェイツに言わせると「研究者だと思う」とのことで少なくとも教師には向いていない。
魔術という叡智を突き詰めるためならば生徒だろうと容赦なく使い潰す残忍さがある。
生徒の悩みについても手を貸すかは気まぐれで、自分の見込みがあれば丁寧にフォローするが、見込みがなければあっさりと見捨てる。
基本的に「宇宙」というもの、「この世界ではないもの」に「魔術の力」の根幹があると考え、「別位相」「別次元」へのアプローチを行う求道者。
たまに教室に明らかにヤバい「怪異」を持ち込んだりする。危険。
マントの裏地の宇宙っぽいのは本人曰く「宇宙を飼ってる」。おそらく比喩でもなんでもなく、ヤバいことは分かっている。
イェイツ達に「願い星」を集め、「アレイスター・クロウリーの復活」をそそのかした張本人。
ちなみに「願い星」を応用した魔術にも特化しており、自身の目を「願い星」を加工した魔眼を埋め込んでいる。キョダイマックスが可能。
- 幼少期
- 魔術師の家系に生まれる。
- 20代頃
- 黄金の夜明け団が設立していた。
- 同時期
- アレイスター・クロウリーの研究を継続。
- 30代前半
- 天体観測の研究中に事故に合う。
- ???
- アレイスター・クロウリーと接触。願い星を譲渡される。
- アレイスター・クロウリー没後
- アーサー王に封印され、同時にマーリンにより不死の呪いをかけられる。
- 以下3000年
- 宇宙、「星外」、位相など「この世界でないもの」の研究を継続
- 1年前
- イェイツを研究室に迎え入れる。
- 現在
- ダイアンからの依頼をイェイツに託す。