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おおまかな世界観

【世界観】

人間とポケモンが共存していますが、本当に共に在るだけで、一部を除き全く相互理解と相互の意思疎通ができない世界観です。

一応ポケモンと人間は同じ世界線に生きていますが、お互いがお互いの認識の外で生活してる「別種類の生き物」として捉えています。
ポケモンとトレーナーのように絆を築くことはできますが、同種族のように完全なコミュニケーションは不可能です。
現在に至ってもごく稀な例を除いて、ポケモンと人間が完全な相互理解をし得ないまま、お互いの生活圏に介入しないよう、それぞれの社会生活を送っている状態です。
しかしながら、ポケモンたちにとって人間の文化的な生活は魅力的に映るようで、その人間の社会性を模倣することは多々あるようです。

【擬人化】

ポケモン同士の目線だと、一部のポケモンは擬人化した姿に写っています。
かつてはお互い獣同士と認識していましたが、人間の生活様式、社会性を模倣していくうちに、複雑なコミュニケーションに付随した知性が要求されはじめたので、ポケモンの知性の高度化に伴い、知性が「社会的・人間的」に近い者はポケモン同士の目線では人間の姿に映るようです。
それが全て良いと言われれば、少々問題があり、かつてのように獣の生活様式を続ける者と、高度化した社会性を持つ者とで明らかな生活水準が分かれ始めているために、差別や迫害につながっているようです。
事実、擬人化していないであろうポケモンの家畜化や奴隷化などが社会問題となっているようです。

【神】

ポケモンたちにとって、神とは想像の産物ではなく、現実の事象を支配する存在です。
強大な力を持ち、千や万を超える時間を生き、生態系の頂点に君臨しています。
また、彼らは「事象の擬人化」と冠されるように、彼らは「創造」や「時空」など、人智ではどうにもできない事象を操ることができます。その事象に紐づいた神そのものであるとされ、全てのポケモンたちから崇められています。
彼らは自分たちの伝説が色濃く残る土地に根差し、その地を支配しています。
神様たちの頂点に立つのは、シンオウ地方に君臨するゼウス(アルセウス♂寄り)であるとされ、全ての神様を生み出したとされています。

【王】

ポケモンたちのコミュニティは、各地方ごとに大きく特色を変えます。
しかしながら、共通している事項が一つだけあります。
それは、それぞれの地方を「国」とし、そしてその国を支配する「王」を戴いている、という事実です。
王と呼ばれる存在は、神に最も近い存在として、神によりその地方、または国と呼ばれるものを統括し政治をすることの拝命を受けた者です。
元来地方ごとの政治を行うのは神とされるが、その神だった者が創造神の拝命を受けて王となっているシステムも多くとられています。
王は神で無い者も、命を下した存在の大きさによっては神にほとんど近しい力を受けて王とし力と政治を揮います。
反面、その王は誠実でならなければならないという決まりがあり、力を与えた存在に監視される身でもあります。
その神の意にそぐわぬ政治、また暴君と化した場合、創造神からこの世の全ての責め苦を受けて処刑されるほど、厳しい立場です。