character
「やーっぱ……遠いなあ」
サレク(Salehk)
騎士団「キャメロット」の騎士の一人。
ラテラルタウンに出向している騎士の一人で、アラベスクタウンから侵略してくるかもしれない魔術師の見張りをしていたりする。
快活で朗らか、ムードメーカー的な性格をした陽キャの権化。
どんなに第一印象が悪い相手でも懐に入り込み、その日の夜には肩を組んで酒を飲みかわし友達になるタイプ。
物凄いひねくれものも陰の者も「グループには参加したくないがサレクがいたらちょっと出てきてやってもいい」と言わしめる程度のコミュニケーションの強者でもある。
他人をさりげなく気遣えるし、基本的に相手の意向を強要したりせず、相手に共感し歩幅を合わせられるのでラテラルタウンでも人気者でもある。
何の悩みもなさそうだが、サレク本人が一番気にしていることは「平の騎士から上に行けるほど能力が無い」という事。
良くも悪くも相手の懐に入り仲良くできることはあっても、強い信念や価値観を持つ者に対しぶつかることを避けるが故の能力の高さである。
基本的に一方的な暴力を振るうことを嫌い、意見を押し付けるということが苦手なため「妖精憑き狩り」などに強い抵抗感があるため、騎士として非情な判断が出来ない。
戦闘能力も一応中の上ぐらいはあるものの、その気質や向上したい気持ちに反しそういった部分で行き詰っている。
そもそもその向上心は彼の見習い時代からの友である「ランスロット」と「モルドレッド」にある。
見習い時代からひとと交流が苦手で徳に浮いていたこの二人を励まし共に騎士になったはいいものの、今現在大きな差が開いていることに内心焦っている。それ故に頻繁に会いたがるランスロットにも時間が合わないからと避けたりモルドレッドに納得するように言い含めたりしている。
その内心の余裕のなさをどこかに吐露できないため、ある日それに目を付けたボールス卿に「願い星」を渡されることになる。
- 幼少期
- 田舎の生まれ。そこでは負けなしだった。
- 12歳頃
- 騎士団に加入。多くの自信を持っていたが、修行中にぽっきり折れてしまう。
- 16歳頃
- 見習い過程を終了。騎士になる。見習い騎士の一環として各所への巡業をメインに働き出す。
- 20歳頃
- ラテラルタウンで巡業する。
- 21歳頃
- ランスロット卿、モルドレッド卿の就任。地方でそれを聞いていた。次第に彼らと疎遠になる。
- 現在
- 再度ラテラルタウンに巡業中に、ベディヴィア達と出会う。